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自動売買入門その⑧「実際の運用方針について」

 

 

お世話になっております。ホーネットです。

 

 

 

前回までの記事でEAでの自動売買を開始するところまでは終わりました。そこで、今回は私が実際の相場に合わせてEAをどのように運用しているかについて、書かせていただきますね。

 

 

 

実は、ここは本当に意見の分かれるところなんです。自動売買の常時運用を原則とするトレーダーと、裁量を入れるトレーダー。具体的には、決済を手動で行ったり、週の途中でEAの停止&再稼働を行うトレーダーですね。

 

 

 

例えば、年末年始、イースターの時期、8月、9月の一時期等は一般的に相場が閑散とします。相場の流動性が落ち、スプレッド(≒手数料)も上がるので、EA はこのような相場に向かないと考えることもできます。裁量を入れるトレーダーは、このような期間はEAの停止を検討することになります。

 

 

 

また、大きなイベント。例えば米国雇用統計やFOMC議事録の公表時等は、一時的にスプレッドが大幅に広がり、大きなスリッページも発生しがちです。 このことから、EA には不利な相場になると考え、EAの停止を検討することになると思います。

 

 

 

次に、VIX 指数が25を超える、世界情勢の変化に伴い為替相場が大きく乱れるなどの状況が発生した時も、EA にとっては不利な状況だと考えるトレーダーもいます。ケースバイケースですが、このような状況下についても EA の停止を検討することになると思います。

 

 

 

裁量を入れる場合の実際の運用としては、相場が休みになる土日中に、向こう一週間の方針を固め、週の間に不測の事態が生じたときは、適宜再考する形で臨むことになると思います。

 

 

 

、、、と、ここまで裁量を入れるトレードについて書いてきましたが、私は上記のような状況下でも一切の裁量を入れず、自動売買については常時運用をしています。

 

 

 

常時運用する一番大きな理由は、私はEA利用者であるとともにEAクリエイターでもあり、EA制作の際に常時運用を念頭に置いているからです。

 

 

 

「システムトレードの苦手とする相場」というのは、裏を返せば「裁量取引の機能する相場」だったりもするので、私としては、システムに裁量を介在させるより、別口で裁量トレードをしたほうが効率的で、かつ精神衛生も保たれるのかなと考えています。

 

 

 

次の記事では、「スマホ環境の準備」について書いていきますね!