証券会社の口座開設手続の次は、「VPSサーバの契約」をします。
システムトレードを行う際には、MT4を24時間上記稼働させることになります。そこで、これのために、「VPSサーバ」の契約が必要になります。
MT4はWindowsOS上で動くソフトウェアなので、VPSは「Windowsサーバ」を契約することになります。また、「FX専用」を謳うサーバ業者は、基本的にメンテナンスを土日の市場が閉まっている間に行います。平日にメンテナンスが入るとその間システムトレーができなくなり、大きな支障を来すので、「FX専用」のサーバを利用されることをオススメします。比較的評判の良いサービスとして、以下のものがあります。
・お名前.com(FX自動売買専用VPS)
・ABLENET VPS
・Xserver VPS(FX自動売買専用VPS)
・使えるねっと(FX専用VPS)
(※私の利用している「Beeksサーバ」も紹介したかったのですが、何故か今日(2024年4月22日)現在、日本サイトでのサービス利用申込を一時停止しているようです)
各社とも、いつくかプランがあります。将来的に一度にたくさんのMT4やEAを稼働させるときは高いプランに移行する必要性が出てくるかもしれませんが、「これから始めよう」という方は、まずは月額料金が一番お値打ちなプランを契約するのが良いと思います。
例えば、お名前.comの「1.5GBプラン」などですね。月額1,240円で始めることができます。
なお、自宅のPCでMT4を常時稼働させることでVPSの代わりにすることもできますが、これからシステムトレードをはじめるという方にはオススメできません。
新たに「システムトレード専用」のPCを用意することになり初期費用もかかりますし、一般的に売られているパソコンは「Windows11 Home Edition」がインストールされており、後の項目で説明する「RDP」による遠隔操作をすることもできません。また、初期設定のままでは更新プログラムの適用時に勝手に再起動するなど、システムトレードを行う環境としては不安定で、自動売買の環境としては向いてないと言えます。
ただ、私はEAを制作しているので、制作途中のEAの試験環境などとしては自宅環境も利用しています。なので、このブログでは、自宅PCを利用したシステムトレードのやり方についても説明します。
ではでは(^_^)
※追記
少し上級者向けにはなりますが、「VPSを無料で利用する方法」をUPしました。